復活、編
文化振興財団 「 京都鉄道博館 」 01/18頁
京都鉄道博物館 は 2014年(平26) に閉館した 交通科学博物館 の収蔵物の一部と 2015年(平27) に閉館した 梅小路蒸気機関車館 の収蔵物を展示し 梅小路蒸気機関車館 の跡地を利用して 2016年(平2) に開館しました。

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京都鉄道博物館

 オハフ 50 68 の前に通路を挟んで展示されている スポーク動輪 です。 展示と言っても唯単に置いてあるだけですが オブジェ ( 前衛芸術 ) という単語が ピッタリ です。 「 何処を走っていたのだろう ? 」 「 どれだけの距離を走ったのだろう ? 」 と夢は大いに膨らみます。  


京都鉄道博物館

 1972年(昭47) 8月 27日 C62 2 は 函館本線 での最終運転を終えると保存のため 梅小路機関区 ( 現 、京都鉄道博物館 ) に転属して来ました。 当初は 東海道・山陽本線 で 臨時列車 「 SL 白鷺号 」 を牽引したりしていましたが現在では構内で ひっそりと余生を送っています。


京都鉄道博物館

 太い ボイラー に 1,750mm の大動輪。 C62 は 1948年(昭23) 〜 1949年(昭24) に掛けて 49輌 が製造された最大最強の蒸気機関車です。 動力近代化の波が押し寄せる中で 「 つばめ 」 「 はと 」 などの優等列車の先頭に立ち国鉄蒸機最後の栄光に輝きました。


京都鉄道博物館

 C1164 は 1935年(昭10) 3月に 川崎車輌兵庫工場で落成し 奈良庫 に新製配置されました。 1939年(昭14) に北海道へ渡り北海道の各線で活躍し 1944年(昭19) に内地に戻され 宮古区 、仙台区 、会津若松区 と転じ 1972年(昭47) に保存のため 梅小路区 にやって来ました。  


京都鉄道博物館

 C6120 の ボックス動輪 です。 ボックス動輪 は後年になって米国から普及したもので 米国 や 旧ソ連 や 日本 で採用されました。 一見すると穴の空いた板状のものですが中は空洞で文字通り箱状となっています。 日本で最初に採用された蒸気機関車は D51 です。


● 京都鉄道博物館 (京都府) ●

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