交通文化振興財団 「 京都鉄道博物館 」 10/18頁 |
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京都鉄道博物館
記念すべき 鉄道開業 150年の HM を掲げた 8630 に逢いたくて 京都鉄道博物館 2022年の最終営業日に訪れました。 オープン客車 を牽いて 500m の距離を人が歩くより少しだけ早い速度で行ったり来たりする蒸機ですが 其れでも生きた蒸機は格好良く素晴らしいと思います。
京都鉄道博物館
8620 は 1914(大3) 〜 1929(昭4) にかけて 687輌 が製造されました。 明治末期に輸入した大型機を参考に初の 国産標準機 として設計された形式の一つで 6760 や 9600 と同系列です。 御召列車 や 急行列車 や 入換用 まで 50年にわたり全国各地で活躍した 中型万能機 です。
京都鉄道博物館
此の様な 超低アングル で撮っていたら体調不良と勘違いされて 「 大丈夫ですか ? 」 と声掛けされました。 お騒がせして誠に申し訳なく思っております。 昨今では他人が困っていても全く関与しない冷淡な風潮となっていますが まだまだ此の世も捨てたものでは有りません !
京都鉄道博物館
水掻き状の補強が付いた C55 の スポーク動輪 が美しさの代表として よく紹介されていますが 8620 の足回りも決して捨てがたいと思っております。 近代型蒸機とは少々異なり クロスヘッド や ロッド の形状も独特で シリンダー も無骨では有りますが其れがまた魅力の一つです。
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閉館までには未だ十分に時間が有りますが 「 SL スチーム号 」 の牽引機が扇形車庫に入ってしまうと実質上は終わりで 今から見に来たところで謂わば 後の祭 です。 因みに 手遅れ ! を意味する 後の祭 とは京都が関係する言葉だそうで 後の祭 の 祭 は 祇園祭 を指します。
● 京都鉄道博物館 (京都府) ●
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